準1級の先に、手話通訳士を目指したい理由
今、私は2026年10月に行われる全国手話検定準1級に向けて勉強しています。
もともと手話を始めたときは、手話通訳士になることまでは考えていませんでした。まずは手話を覚えたい。美容を学んだ経験を生かして、ろう者の方ともコミュニケーションを取れるようになりたい。そんなところから始まった手話の勉強です。
2025年には全国手話検定の5級と4級を受験し、合格しました。現在は準1級を目指して、筆記、読み取り、面接に向けた勉強を続けています。
その中で少しずつ、「この先も手話を続けるなら、手話通訳士を目指してみたい」と思うようになりました。
まだ手話通訳士のための勉強を本格的に始めているわけではありません。それでも、これから本気で挑戦してみたいと思っています。
準1級の勉強をしながら、その先を考えるようになった
私が手話を始めたきっかけは、美容でした。
美容学校に通っていた頃、美容院を利用するときのコミュニケーションについて、ろう者の方が話している動画を見たことがあります。
自分が美容を学ぶのであれば、聞こえる人だけではなく、ろう者の方にも自分の知識や経験を生かせないだろうか。そう思ったことから、45歳で手話の勉強を始めました。
最初は本を使って簡単な単語や会話から勉強し、全国手話検定の5級、4級へと進みました。そして現在、準1級の勉強をしています。
準1級になると、覚える単語も増えますし、読み取りも以前より難しくなります。実際に勉強してみると、自分が表現できることと、相手の手話を読み取れることは別だと感じる場面も多くあります。
勉強すればするほど、まだ知らないことがたくさんあると感じます。ただ、それと同時に、「もっと手話を身につけたい」「美容だけではなく、もっといろいろな場面で人の役に立てるようになりたい」という気持ちも強くなってきました。
そこで、自分の次の大きな目標として考えるようになったのが、手話通訳士です。
もっと広く、コミュニケーションを支えられるようになりたい
手話を始めた頃は、美容室やネイル、メイクなど、美容の場面で役立てたいという気持ちが中心でした。その思いは今も変わっていません。
美容室で希望する髪型を細かく伝えたり、ネイルの色やデザインを相談したりするためのコミュニケーションを支えるサービスも考えています。
一方で、手話を勉強するようになってから、美容以外にも自分にできることがあるのではないかと考えるようになりました。
もっと幅広い場面で人のコミュニケーションを支えるためには、手話を覚えるだけではなく、通訳についてもきちんと学ぶ必要があります。そう考えたことが、手話通訳士を目指したいと思った大きな理由です。
もちろん、資格を取得することだけが目的ではありません。
資格を目指して勉強する過程で、手話やろう者についてもっと学び、実際のコミュニケーションに必要な力を身につけていきたいと思っています。
今の私は、まだ準1級の勉強が中心
「手話通訳士を目指します」と書くと、すでにかなり手話ができるように見えるかもしれません。
でも、今は全国手話検定準1級の勉強が中心です。テキストを読んだり、動画を見たり、過去問を解いたりしながら、毎日少しずつ勉強しています。
一方で、私はこれまで手話サークルに通ったことがなく、ろう者の方と手話で会話する経験もほとんどありません。ここは、自分にとって今後の大きな課題だと思っています。
本や動画を使えば、一人でも単語を覚えたり、筆記試験の知識を勉強したりすることはできます。しかし、手話は人とのコミュニケーションのための言語です。
画面を見ながら覚えるだけでは分からないことも、きっとたくさんあります。
手話サークルなどに参加した方がよいのか。実際に手話を使う機会をどう増やしていけばよいのか。これは、今まさに考えているところです。
このサイトでは、そうした迷っている部分も含めて残していきたいと思っています。
今は、準1級の過去問と向き合っています
まず大切にしたいのは、目の前にある全国手話検定準1級です。

今は過去問も使いながら、読み取りや筆記、面接に向けた勉強を続けています。
先の目標を考えるのは楽しいのですが、手話通訳士のことばかり考えて、今の準1級がおろそかになってしまっては意味がありません。
まずは準1級に向けて、自分に足りない部分を一つずつ勉強する。その積み重ねが、その後の手話通訳士の勉強にもつながっていくと思っています。
準1級が終わったら、手話通訳士の勉強を始めたい
2026年10月の全国手話検定準1級が終わったら、手話通訳士を意識した勉強も始める予定です。
手話通訳士試験では、手話の実技だけでなく、福祉や聴覚障害、手話通訳、日本語に関する知識も必要になります。
内容を見ると、今の自分には勉強しなければならないことがたくさんあります。手話そのものだけではありません。福祉や聴覚障害についての知識、日本語を正確に理解してまとめる力も必要になってきます。
準1級が終わったら、まずはこうした一人でも勉強できる部分から始めてみるつもりです。そして、手話そのものについては、実際に人とコミュニケーションする経験も少しずつ増やしていきたいと思っています。
2027年度の受験を目標にしてみる
今のところ、2027年度の手話通訳士試験を受験することを一つの目標にしています。
簡単な目標ではないことは分かっています。現在の自分は、まだ準1級を勉強している段階です。ろう者の方との会話経験も十分ではありません。
その状態から手話通訳士を目指すのですから、かなり勉強しなければならないと思います。
それでも、最初から「何年もかかるだろう」と考えてしまうより、まずは1年間、本気で勉強してみたいと思いました。
私は、長期間ずっと同じ集中力で勉強を続けられるか、自分でもまだ分かりません。だからこそ、「まず1年間、本気でやってみる」と決めました。
その結果、2027年度の試験で合格できるのか、それともまだ力が足りないのか。それは今の段階では分かりません。
でも、受験できるところまで自分の力を伸ばしてみたいと思っています。
合格までの過程も残したい
手話ライフでは、将来「手話通訳士に合格しました」と報告することだけを目的にはしていません。
むしろ、そこまでの過程も大切にしたいと思っています。
どんな教材を使ったのか。何が難しかったのか。独学だけでは足りないと感じたのはどんなときだったのか。
手話サークルには参加したのか。勉強方法を途中でどう変えたのか。実際に試験を受けてみて、何を感じたのか。
すでに手話が上手な人から教えてもらうサイトではなく、「これから上達したい人が、実際にどう勉強していくのか」という過程も、手話ライフの一つの内容にできればと思っています。
まずは10月の準1級から
今の一番の目標は、2026年10月の全国手話検定準1級です。その試験が終わったら、次の勉強を始めます。
まだ手話通訳士への道は始まったばかりです。
実際に勉強を始めれば、今考えている以上に難しいことも出てくると思います。途中で勉強方法を変えることもあるかもしれません。
それでも、まずは1年間。本気で手話と向き合ってみようと思っています。
この先どうなっていくのか、自分でもまだ分かりません。だからこそ、その過程も含めて「手話ライフ」に残していきます。