初めてろう者の方と手話で会話|1時間のレッスンで気づいたこと

知っている単語なのに、会話になるとすぐに出てこない。 今回のレッスンで、自分の課題がはっきり見えました。

今回、ココナラで見つけたオンライン手話レッスンを1時間受けました。ろう者の方と手話で会話するのは、今回が初めてです。

緊張して簡単な表現を忘れたり、先生の指文字を読み取るのに戸惑ったり。それでも、勉強してきた手話でいろいろな話ができたことは、とても楽しく、刺激になりました。

この記事では、筆談に助けられたことや、読み取り・表現で感じた課題、これから練習していきたいことを、当日の写真とともに振り返ります。

初めてのオンライン手話レッスン前に辞書とノート、ペンを準備した様子
初めてのレッスンだったので、手話辞書やノートも準備しておきました。

オンライン手話レッスンは、あいさつから

レッスンは、あいさつから始まりました。そこから日常会話に移り、私が受ける試験のことなど、いろいろな話をしました。

レッスンを受けた時点では、全国手話検定準1級に向けて勉強していて、どんな試験を受けるのか、自分で説明する場面もありました。先生の生活についても教えてもらい、会話を通して学ぶことがたくさんありました。

教科書とは違い、次にどんな話が出てくるのかは分かりません。先生の手話に集中しながら、内容を読み取って、自分の伝えたいことを表す。そのやり取りだけでも、普段の勉強とは違う緊張感がありました。

指文字だけで伝えようとして、筆談の大切さに気づいた

うまく伝えられないときは、指文字を使って説明しました。先生も、必要なところでは筆談を使ってくれました。

これまでは「分からなければ指文字を使えば大丈夫」と考えていたところがあります。でも今回、指文字だけに頼らず、文字で確認できることの心強さを感じました。

手話で話すときにも、紙とペンを用意しておく。自分にとって大切な準備なのだと、改めて実感しました。

念のため、普段使っている手話辞書も準備していましたが、今回は一度も開きませんでした。会話の中では、指文字や筆談を使いながら、先生とやり取りを続けることができました。

知っている単語でも、会話ではすぐに出てこない

緊張していたこともあり、簡単な単語や手話表現を思い出せなくなる場面がありました。知っているはずなのに、使いたいときにすぐ出てきません。

一方で、今回の会話に出てきた単語は、私の感覚ではほとんど知っているものでした。準1級に向けて勉強してきたことが、今回の日常会話にもつながっていると感じられたのは、うれしかったです。

ただ、単語を覚えていることと、会話の中で使えることには違いがあると感じました。知っている単語を、その場で読み取ったり、自分から表現したりする練習が、今の私には必要なのだと思います。

指文字は、自分で表すより読み取る方に戸惑った

指文字は、自分で表すときよりも、先生の指文字を読み取るときに戸惑うことが多かったです。

自分で表すときは、自分のペースで一文字ずつ出せます。でも、相手の指文字を読むときは、その動きについていかなければなりません。今回の会話で、読み取りの練習がまだ足りていないと感じました。

私が覚えにくい指文字「く・ち・つ・ゆ」について書きました。形を覚えることに加えて、相手が表した指文字を読み取る練習も、少しずつ増やしていきたいです。

手話の読み取りは、先生の表情や動きにも集中

今回、先生の手話を見ていて印象に残ったのは、表情や身体の動きの豊かさでした。会話のテンポも、私には速く感じる場面がありました。

日常会話では次の話題を予測しにくいので、読み取ることに精いっぱいです。自分は緊張して、顔もこわばっていたと思います。少しずつ会話に慣れて、表情や動きにも余裕を持てるようになりたいです。

また、知っている単語でも、覚えていた形と手の向きや位置が少し違って見えると、読み取れなくなることがありました。

どこを見れば意味を捉えられるのか、まだ十分に理解できていないのだと思います。基礎の単語を見直しながら、いろいろな方の表現に触れ、分からないところは確認していきたいと感じました。

うまく表せなかったことは、すぐにメモ

すぐに出てこなかった単語や、表現があいまいだと感じたところは、その場でメモしました。あとから復習するためです。

オンライン手話レッスンで復習したい単語や表現を書き留めたノート
すぐに出てこなかった単語や表現は、その場でメモして後から復習できるようにしました。

一人で勉強しているだけでは気づかなかった課題が、会話をすることで具体的に見えてきました。まずはこのメモを見返して、自信を持って表せなかったところから練習していこうと思います。

これからは、手話で会話する機会を増やしたい

手話を使って表現している筆者の学習風景
実際に手話で会話してみると、普段の勉強だけでは分からなかった課題がたくさん見えてきました。

今回のレッスンを受けて、私には実際に会話する練習がもっと必要だと感じました。普段は手話で話す機会が少ないので、覚えた単語を使う場を増やしていきたいです。

またオンラインレッスンを受けたいですし、今後は手話サークルにも参加してみたいと思うようになりました。

初めてだったので、うまくできないこともありました。それでも、勉強してきた手話で、先生といろいろな話ができたことが楽しかったです。新しい世界が少し見えたような、刺激のある1時間でした。

これからも勉強を続けながら、実際に手話を使う機会を少しずつ増やしていこうと思います。次に話すときは、今回よりも少し余裕を持って会話できたらうれしいです。

サムネイルはレッスンのイメージです。