持ち運べる手話辞典|『ユーキャンのこれだけ!実用手話辞典』を使ってみた
手話を勉強していると、「この言葉は手話でどう表すんだろう?」と思うことがよくあります。そんなときに自分が使っているのが、『ユーキャンのこれだけ!実用手話辞典 2訂版』です。
手話辞典というと、大きくて重い本をイメージするかもしれません。でも、この辞典は比較的コンパクト。家で勉強するときだけではなく、バッグに入れて持ち歩きやすいところも気に入っています。

約3,400語を収録したコンパクトな手話辞典
『ユーキャンのこれだけ!実用手話辞典 2訂版』には、日常で使う実用的な手話を中心に、約3,400語が収録されています。
自分の場合は、全国手話検定の勉強をしていて、「この単語をもう一度確認したい」「この言葉はどう表現するんだろう」と思ったときに開いています。
本文の単語が五十音順(あいうえお順)に並んでいるのも、探しやすいところです。調べたい日本語からページをたどれるので、普段の辞書に近い感覚で使えます。
最初からすべてのページを勉強するというより、分からない言葉が出てきたら調べる。今はそんな使い方が多いです。
自分が使っている2訂版には、「令和」など新たに追加された手話141語も収録されています。「おもてなしの手話」として国際手話の単語を紹介するコーナーもあり、普段調べる言葉以外のページをのぞいてみるのも面白いですね。
持ち運びやすいのが便利
使っていて便利だと思うところの一つが、サイズです。手話辞典には家でじっくり使う大きなものもありますが、この本は比較的コンパクトなので、外に持っていきやすいです。

講座へ行くときや、外で少し勉強したいときにも、「辞書を1冊持っていこう」と思える大きさなのは便利ですね。

実際にバッグに入れてみても、それほど大げさな荷物になりません。
スマートフォンで調べる方法もありますが、本ならページをめくりながら、その周辺に載っている表現も一緒に見られます。気になった単語の近くから別の表現を見つけることがあるのも、辞書の面白いところです。
開きやすくて、両手を使って練習できる
手話辞典ならではだと思ったのが、本の開きやすさです。普通の本なら、それほど気にしないところかもしれません。
でも、手話では両手を使うことがあります。本を片手で押さえながら表現するのは、意外と不便なんです。
この辞典は開いた状態を保ちやすい作りなので、机に置いてイラストを見ながら、そのまま両手で練習できます。本を押さえるために片手を使わなくていい。これは、手話を練習する人にはうれしいところだと思います。

ページを開いたまま、イラストの手の形と自分の手を見比べたり、動かす方向を確かめたりできます。表現をするたびに本を持ち直さなくていいので、「調べる」と「やってみる」を続けやすいんです。
これは実際に使ってみると、かなり便利でした。コンパクトさも気に入っていますが、両手が自由になる開きやすさも、この本の大きな良さだと感じています。
イラストで手の動きを確認できる
手話の表現は、人物のイラストで紹介されています。手の位置だけではなく、矢印などで動きも確認できます。
紙の辞典なら、気になるところを自分のペースでじっくり見られます。「手はどの高さにあるか」「どちらへ動かすか」と、一つずつ確かめながら練習できるところが使いやすいです。
ただ、手話は動きのある言語なので、本だけではつかみにくい部分もあります。そのため、自分は動画教材などと一緒に使っています。
動画で実際の動きを見て、「もう一度この単語を確かめたい」と思ったら辞典を開く。両方を行き来すると、自分でも手を動かしやすくなります。
単語だけではなく、使い方も確認できる
単語をただ並べているだけではなく、同形の表現や使い方の例なども掲載されています。
「日本語のこの言葉=この手話」と一つずつ暗記するだけではなく、どんな使い方があるのかも一緒に見られるのは便利です。同じ形の表現に別の意味があると分かると、単語だけを見ていたときとは少し見え方が変わります。
調べたい言葉を見つけて終わりではなく、その横の説明や使い方まで読める。語彙を増やすときにも、こういう情報が一緒に載っているのはありがたいです。
自分は、単語の形だけでなく、使い方まで見られるところが気に入っています。覚えた単語を会話でどう使うか考えるときにも、例があると助かりますね。
手話を勉強していると、日本語の単語と手話が必ず1対1で対応するわけではないことにも気づきます。形を覚えるだけで終わらず、使い方にも目を向けたいと思っています。
勉強中にすぐ確認できる
全国手話検定の教材や過去問で勉強するときにも、この辞典を近くに置いています。

分からない言葉が出たら、その場で調べて自分でも手を動かしてみます。今は、こんな流れで使っています。
- 辞典で言葉を調べる
- 手の形や動きを確認する
- 自分でも手話をしてみる
「見て分かった」で終わらず、実際に表現してみると、手の向きや動きで迷うこともあります。そこで、もう一度ページを見返すことも多いです。
テーマ別に確認できるのも便利
巻末には、家族や病院など、テーマごとに関連する手話を確認できるページもあります。
一つの単語を調べるだけでなく、「この場面なら、ほかにどんな言葉を使うだろう?」と、まとめて見ていく使い方もできます。
例えば、家族について話す練習をするなら、家族に関する言葉をまとめて見ておく。病院の場面を考えるなら、そこで使いそうな言葉を探してみる。そんなふうに、話したい場面から勉強するのにも使えそうです。
一語ずつ覚えるだけでなく、会話で使いたい言葉をまとめて増やせるところも、この辞典の良さだと思います。
『わたしたちの手話 学習辞典Ⅰ』とはどう違う?
自分が持っている『わたしたちの手話 学習辞典Ⅰ』も、手話の単語を調べるための辞典です。どちらを使おうか迷う人もいると思います。
ユーキャンは、実用的な約3,400語に加え、使い方の例やテーマ別の単語集があるのが特徴です。日常で使いたい言葉を調べて、その場で両手を動かす。そんな使い方がしやすい一冊だと感じています。
一方、『わたしたちの手話 学習辞典Ⅰ』は、基本単語3,500語を収録し、2016年度の全国手話検定試験の新基本単語5級〜準1級をすべて掲載すると案内されています。手の形からも引けて、表現の由来や文法の解説があるのも特徴です。
日常会話の単語がどちらに多いかは、収録語数だけでは分かりません。 3,400語と3,500語という数字の差だけで、会話に向いているかどうかを決めるのは難しいです。両方とも、日常の言葉を学ぶときに使える辞典だと思います。
選ぶ目安としては、持ち運びや両手での練習のしやすさを重視するならユーキャン。検定の基本単語を確かめたり、表現の背景まで学んだりしたいなら『わたしたちの手話 学習辞典Ⅰ』の特徴が役立ちそうです。
普通の国語辞典とは、調べる内容が違う
国語辞典では、日本語の言葉の意味や使い方を調べます。手話辞典では、それに加えて「手をどんな形にして、どこで、どう動かすか」を確かめます。同じ日本語でも、伝えたい意味によって手話表現を考える必要があります。
例えば、国語辞典で「そうじ」の意味が分かっていても、それだけでは手話で表せません。手話辞典なら、イラストや動きの説明を見て、自分でも表現してみることができます。
日本語を一語ずつ手話に置き換えるというより、「何を伝えたいか」を考えるためにも使いたいです。単語を調べる辞典ですが、そこから実際の会話につなげていけたらいいなと思っています。
こんな人に使いやすそう
実際に使ってみて、特にこんな人には使いやすい辞典だと思いました。
- 手話を始めたばかりの人
- 日常で使える手話の語彙を増やしたい人
- 分からない言葉をすぐ調べたい人
- 外出先にも辞典を持っていきたい人
- 本を見ながら、手を動かして練習したい人
約3,400語が入っているので、入門のときに買っても、学習を続けながら使っていけそうです。
『ユーキャンのこれだけ!実用手話辞典』をチェック
今回紹介したのは、『ユーキャンのこれだけ!実用手話辞典 2訂版』です。自分も普段の手話学習で使っています。
持ち運べる辞典を探している人や、日常で使う言葉を調べる一冊が欲しい人は、チェックしてみてもいいと思います。版や商品内容はリンク先でお確かめください。
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まとめ
この辞典で自分が特に気に入っているのは、持ち運びやすさと、開いたまま両手で練習できるところです。
約3,400語の中から気になる言葉を調べられて、イラストだけでなく使い方の例や関連する表現も見られる。小さめの一冊ですが、単語を調べるときにも、実際に手を動かすときにも使えるのがいいですね。
手話を勉強していると、「ちょっと確認したい」という場面が何度も出てきます。そんなとき、すぐ手に取れる辞典が一冊あると助かります。
まだ知らない表現もたくさんありますが、気になった言葉を調べて、自分でも手を動かす。これからも、検定の勉強や普段の手話学習で使っていこうと思います。