全国手話検定準1級の筆記試験|自作プリントで勉強しています

全国手話検定準1級に向けて、今は筆記試験の勉強も進めています。使っているのは『改訂 よくわかる!手話の筆記試験対策テキスト』と過去問、そして自分で作ったまとめプリントです。

覚える範囲を整理しやすいように、過去問を見ながら気になった分野をまとめました。写真のプリントは、そのために作った11ページのPDFを印刷したものです。まだ覚えている途中ですが、私がどのように勉強しているかを書いてみます。

全国手話検定準1級の筆記試験対策テキストと自作のまとめプリント
筆記試験対策テキストの横に置いている自作プリント。分からないところを確認しながら使っています。画像をタップすると拡大できます(別タブ)。

準1級の筆記で、今整理していること

プリントには、次のような分野をまとめました。

  • ろう教育、ろう者運動、手話の歴史
  • 手話のしくみと手話通訳に関する用語
  • 情報保障、コミュニケーション、社会参加
  • 耳のしくみと聞こえに関する基礎知識
  • 障害者の権利、法律、福祉制度
  • 聴覚障害者の暮らしに関すること

準1級の筆記を勉強していると、覚えたい名称が次々に出てきます。私には、手話に関する言葉だけでなく、歴史や制度がどうつながっているかを整理することも必要だと感じています。そこで、プリントは分野ごとに分け、覚える内容と復習のキーワードを並べました。

写真に写っているのは11ページの初版です。その後、内容を見直し、法律名やキーワードなどを追加した14ページの改訂版を用意しました。

筆記の復習まとめ

全14ページ・無料・約3.6MBの学習用まとめです。

内容をプレビュープレビューを閉じる

PDFをダウンロードPDFを別タブで開く

個人の学習用です。無断転載・再配布・販売はご遠慮ください。

このPDFについて

手話ライフの学習用まとめです。公式教材ではありません。テキストや過去問と合わせて復習にお使いください。2026年10月7日改訂。

年表は「いつ」だけでなく「何が起きたか」を一緒に

ろう教育やろう者運動の歴史は、年号だけを一つずつ覚えようとすると、似た出来事が混ざってしまいます。私の年表では、年代・人物や団体・出来事・その意味を同じ行で見られるようにしました。

たとえば、学校や団体の名前を見たときに、単に年号を言えるだけでなく、「どのような動きにつながったのか」も短く話せるようにしたいです。時系列で眺めると、教育、手話の普及、権利を求める運動が別々の暗記項目ではなく、少しずつつながって見えてきます。

これからは「この出来事の次は何か」「なぜこの出来事が大事なのか」を、プリントを見ずに言えるかも試したいと思っています。

ろう教育やろう者運動、福祉制度の流れを整理した学習プリント
年代を追うだけでなく、出来事の前後関係も確かめるための年表です。画像をタップすると拡大できます(別タブ)。

法律と福祉制度は、名称と役割を結びつける

法律や制度も、名前だけを見て覚えたつもりになりやすいところです。プリントでは、障害者の権利に関する条約や法律、福祉制度を分けて整理しています。

ここは、「何のためのものか」「前の制度と何が違うか」「手話や情報保障、暮らしとどう関わるか」を、一つずつ自分の言葉で説明できるようにしたいです。似た名称を並べて比べると、曖昧に覚えていた部分も見つかります。

制度には改正もあるため、プリントだけで覚え切ろうとはせず、疑問が出たらテキストや現在の公的な案内に戻って確認するつもりです。

障害者の権利に関する法律や福祉制度を整理した準1級の学習プリント
法律名を丸暗記するだけでなく、それぞれの役割や前後のつながりを確認しています。画像をタップすると拡大できます(別タブ)。

手話のしくみは、似た言葉を区別して覚える

プリントには、手話のしくみや手話通訳の用語もまとめています。手指の形、位置、動き、手のひらの向きに加え、表情や視線など、手以外の表現も確認するようにしています。

また、聞き取り通訳と読み取り通訳のように、名前が似ていても向きの違う言葉があります。聞き取り通訳は音声を聞いて手話へ、読み取り通訳は手話を見て音声へ伝えることです。選択肢を見て何となく選ぶのではなく、「どちらからどちらへ伝えるのか」を自分で言えるか確かめたいところです。

手話のしくみや手話通訳の用語を整理した筆記試験対策プリント
似た用語を区別しながら、意味を説明できるか確認しています。画像をタップすると拡大できます(別タブ)。

情報保障や暮らしも、具体的な場面と結びつけたい

PDFには、情報保障やコミュニケーション、聞こえの基礎、聴覚障害者の暮らしや社会参加についても項目を作りました。情報保障は、必要な情報をその人が受け取れる形で伝えることです。たとえば、音声だけの案内に手話通訳や文字での表示を加える場面を思い浮かべます。名称だけではイメージしにくいので、「どんな場面で必要になるのか」と考えながら読んでいます。

たとえば情報保障という言葉を見たら、どのように情報を受け取り、やり取りできるようにするのかを考える。耳のしくみを見たら、図の位置関係を確認してから用語を読む。そうして具体的な場面と結びつける方が、私には覚えやすそうです。

このあたりは筆記のためだけでなく、手話を使う人の暮らしを理解するためにも勉強していきたいと思っています。

過去問からプリントへ、またテキストに戻る

過去問を見るときは、正解だけで終わらせず、「どの分野が問われたか」「自分はどの言葉を曖昧に覚えていたか」を確認します。そこで気になった内容をプリントの分野に振り分け、テキストで確かめる、という使い方をしています。

今は、テキストを読み、過去問を見て、混同しやすい名称や出来事をプリントに整理しています。次はプリントを見ずに短く説明し、言えなかったところをテキストで確かめる練習も増やしたいです。

分野を整理するときに使っているのが、写真の『改訂 よくわかる!手話の筆記試験対策テキスト』です。過去問で気になったところを、本文に戻って確認できます。2014年刊の本なので、法律や制度については現在の公的な案内とも照らし合わせたいと思っています。

改訂 よくわかる!手話の筆記試験対策テキスト改訂 よくわかる!手話の筆記試験対策テキスト私が準1級の筆記対策に使っている本です。手話の歴史、耳のしくみ、聴覚障害者の暮らしや福祉制度を確認できます。Amazonで商品を見る

広告|Amazonのアソシエイトとして、手話ライフは適格販売により収入を得ています。

プリントは、これさえ覚えれば合格できるという答え集ではありません。過去問を見ながら自分が確認したい点をまとめた、勉強途中の資料です。出題を予想した項目も含まれているので、重要度を決めつけずに使っています。

準1級の筆記対策に使っているテキスト、過去問用教材、自作プリント
テキスト、過去問を確認する教材、自作プリントを行き来しながら勉強しています。画像をタップすると拡大できます(別タブ)。

「選べる」から「説明できる」へ

私が目指しているのは、選択肢を見れば分かる状態よりも、一つの名称を見て短く説明できる状態です。「それは何か」「似た言葉と何が違うか」を、自分の言葉で答える練習を続けたいと思っています。

覚えることはまだたくさんあります。筆記だけに偏らず、読み取りや面接の練習とも並行しながら、このプリントを少しずつ使い込んでいきます。勉強を進めて気づいたことがあれば、また記録します。