全国手話検定準1級の直前対策講座
全国手話検定準1級を受験して、勉強しておきたいと感じたことや、試験中の進め方をまとめました。筆記・基本単語・ストーリー・面接の順に、直前に押さえたいポイントを振り返ります。
筆記|直前に押さえるポイント

- 法律:正式名称・目的と、制定/公布/施行/改正の年をセットで覚える。
- 歴史・団体:年号・第何回・大会名/会議名・開催地・設立の経緯を結びつける。
- 用語:名前だけでなく、説明文からも何を指すか判断できるようにする。
耳の仕組みは、音が伝わる流れで理解する
各部分の名前だけでなく、音が伝わる順序と役割を押さえます。
耳介 → 外耳道 → 鼓膜 → 耳小骨 → 蝸牛 → 聴神経 → 脳
今回の筆記は40分で、私には時間の余裕がありました。解く速さよりも、テキストを読み込み、知識を正確に押さえることが大切だと感じました。
筆記の復習まとめ
全14ページ・無料・約3.0MBの学習用まとめです。
個人の学習用です。無断転載・再配布・販売はご遠慮ください。
このPDFについて
手話ライフの学習用まとめです。公式教材ではありません。テキストや過去問と合わせて復習にお使いください。2026年10月18日改訂。
読み取り|基本単語のポイント
基本単語の読み取りは、テキストにある単語をすべて覚えておけば解答できるので、DVDを繰り返し見て覚えておきましょう。

- DVDで覚える:テキストの基本単語を映像で繰り返し確認し、似た表現の違いまで覚える。
- 選択肢を先に見る:当日の指示に従い、映像の前や解答後の空き時間に次の選択肢を確認する。見るポイントを考え、映像が始まる前に画面へ視線を戻す。
- 手の動きと口元を見る:手の形・位置・動きに注目し、迷ったときは口元も手がかりにする。予想だけで決めつけない。
似た単語は並べて確認する
- 輸出・輸入・貿易
- 人口・民族・人格
- キャッシュカード・ATM・手数料
- 景気・好況・財産・経営
- 公開・公害・公園・公認
- 財政・政権・政策・権利・エネルギー
- 比率・能率・平均
- 北極・南極・宇宙
- メリット・デメリット・放送
- アイディア・イメージ
- 官僚・閣僚・内閣・大臣
- インド・イラン・インドネシア
- 磁気ループ・システム
- 非難・批判・いじめる
改善・改悪、確認・確定、可決・否決、衆議院・参議院も、DVDで見比べて違いを押さえておきます。
読み取り|ストーリーのポイント
先に問題と選択肢を読み、何が問われるかを押さえておくことが、一番大切だと感じました。

日常の話題を中心に、話全体をつかむ練習をする
私は試験前、法律や制度などを扱う難しい動画を多く見ていましたが、今回のストーリーの読み取りでは、日常の出来事を扱う話が中心でした。
日常の会話や出来事を扱う動画で、誰が何をしたのか、どんな話だったのかをつかむ練習をしておきましょう。
① 基本単語が終わったら、ストーリーの問題を読む
確認できる時間に、問題と選択肢を3〜4問ほど先に読みます。「誰について、何を聞かれているか」を押さえます。
② 選択肢から、話の流れをイメージする
どんな出来事や単語が出てきそうかを考え、映像で確認したいポイントを決めます。指文字が出てきたときも、話の見当がついていると読み取る手がかりになります。
③ 映像が始まったら、実際の手話で確認する
画面に視線を戻し、予想した内容と実際の表現を照らし合わせます。予想だけで答えを決めず、手の動き・表情・口元を見て判断します。
④ 解答が済んだら、次の問題を読む
今回の試験では、映像が3回流れた後に記入時間がありました。解答を終えたら、残った時間に次の問題と選択肢を読み、再び話の流れと見るポイントを考えます。
先読みは、当日の指示で認められた範囲で行ってください。
面接|スピーチと質疑応答のポイント

過去の出題や講評と今回の受験を振り返り、私なりに大切だと考えたポイントをまとめました。
私が受けた面接では、ろう者と聴者の2人の面接委員がいました。着席後に受験番号と名前を手話で伝え、テーマを確認して2分間のスピーチ、続いて3分間の質疑応答へ進みました。
面接の流れは、こちらの動画でも確認できます。
スピーチ|テーマに沿って、具体的に伝える
- 内容:示されたテーマで何を求められているかを確認し、その内容に沿って話す。
- 話の流れ:誰の話か、いつ・どこでの出来事かを分かりやすくする。話題や場面が変わるところで間を置き、意味のまとまりで伝える。
- 表現:日本語の言葉に引かれず、意味に合う手話を選ぶ。似た表現を使い分け、否定の意味も口元だけに頼らず明確に表す。
質疑応答|相手を見て、丁寧に答える
- 視線:質問している面接委員の顔を見て、自然な表情でやり取りする。
- 答え方:「はい・いいえ」だけで終わらず、理由や具体的な状況を添えて答える。
- 確認:質問が分からなければ、曖昧なまま答えず、聞き返して内容を確かめる。
スピーチも質疑応答も、手の位置・形・動き、指先まで丁寧に。表情や動きの大小・強弱、テンポで、気持ちや変化も伝えましょう。
直前の練習では、録画を見て直したい点を一つ選び、同じ内容をもう一度表現してみます。