手話通訳士を目指して、いったん手放したこと

これから約1年間、仕事以外の時間はできる限り手話の勉強に集中することにしました。目標は、来年の手話通訳士試験に合格することです。
これまで私は、美容や語学など、興味を持ったことには積極的に挑戦してきました。ネイルの勉強を続けたり、新しい語学を学ぼうと考えたり、ファッションやメイクを楽しんだり。やりたいことは今でもたくさんあります。
ただ、どれも本格的に取り組もうとすると、かなりの時間が必要です。仕事をしながらすべてを両立するのは、現実的に難しいと感じるようになりました。そこで、この1年間だけは手話を最優先にすることにしました。
ネイルの勉強をいったん休む
これまで、将来ネイリストとして仕事をすることも考え、いろいろな準備をしてきました。ジェルネイルの道具をそろえたり、オンライン講座を受講したり、ネイリスト検定やジェルネイル検定に向けて練習したり。お金だけでなく、かなりの時間も使ってきました。
ネイルは継続的な練習が必要です。しばらく休めば技術が鈍る可能性もありますし、ジェルなどの材料が劣化してしまうこともあります。そのため、最初は本当に迷いました。
「ネイルと手話を両立できないだろうか」何度も考えましたが、両方を本格的に続けようとすると、どうしても勉強時間が分散してしまいます。
ネイルはこれまで勉強してきた基礎があります。だからこそ、今は手話の実力を伸ばすことを優先しようと思いました。
ネイルを諦めたわけではありません。今は少しだけ、優先順位を変えることにしました。

ファッションやメイクも少し控える
これまでは、ファッションやメイクのトレンドを調べたり、買い物に出かけたりすることも楽しみの一つでした。新しい商品を見たり、実際に試したりする時間も好きでした。
でも、これからの1年間は、そうした時間も少し控えようと思っています。もちろん、すべてをやめるわけではありません。ただ、外出や買い物に使っていた時間を、できるだけ手話の勉強に回したいと考えています。
自宅で単語を覚えたり、動画を繰り返し見たり、自分で表現して確認したり。今まで以上に、手話に触れる時間を増やしていくつもりです。
語学も好きで、スペイン語の検定を受けることも考えていましたが、こちらもいったんお休みします。今は、手話の勉強一本に集中してみたいです。
なぜ、そこまでして手話通訳士を目指すのか
私はこれまで、英語や美容など、さまざまな分野を勉強してきました。美容師免許も取得し、ネイルやメイクについても学んできました。こうした経験を、今後は手話と組み合わせて生かしていきたいと思っています。
例えば、美容室やネイルサロンで、聞こえない・聞こえにくい方が安心して相談できるような環境を作ること。美容の知識だけではなく、手話でもきちんとコミュニケーションが取れるようになれば、できることがもっと増えると思います。
また、美容の分野だけに限りません。公共施設や日常生活のさまざまな場面、英語が関わる場面などでも、これまで学んできたことを生かせるかもしれません。
そして何より、私は「少し手話ができる」というレベルで終わりたくないと思うようになりました。もっと正確に読み取り、自然に表現し、相手の伝えたいことを理解できるようになりたい。その実力と自信を身につけるための大きな目標として、手話通訳士という資格を目指しています。資格を取得するだけで十分とは思っていませんが、そこに向かって勉強することで、自分の手話をさらに高めていきたいです。
独学で一番不安なこと
実は、今回の挑戦で一番不安なのは、勉強時間を確保できるかどうかではありません。自分の勉強方法が、本当に合っているのか分からないことです。
手話通訳者養成のテキストや指導書は、すでに購入しました。これからは、テキストやDVD、オンラインの動画教材などを活用して勉強していく予定です。

ただ、手話通訳士試験に合格するためには、どの程度の読み取り力や表現力が必要なのか。今の自分から、どこまで実力を伸ばさなければならないのか。正直、まだ分からないことがたくさんあります。
独学なので、分からないときに気軽に相談できる先生や、同じ目標を持つ仲間が近くにいないことも不安です。自分では勉強しているつもりでも、方向が間違っていたらどうしよう。そんなことを考えることもあります。
一人で勉強するだけでは足りない
今は全国手話検定準1級に向けて勉強していて、基礎的な単語は以前よりかなり身についてきたと感じています。でも、実際に会話するとなると、まだまだ課題があります。
先日、初めてろう者の先生とオンラインで1時間会話する機会がありました。知っている単語なのに、緊張すると出てこない。相手の指文字をすぐに読み取れない。教材で覚えた表現と少し違うだけで、理解できなくなることもありました。
この経験から、単語を覚えるだけではなく、実際に人と会話する練習がもっと必要だと感じました。これからは手話のスピードを上げることに加えて、より正確で自然な表現ができるようになりたいです。
そのためにも、オンラインレッスンを続けたり、手話サークルに参加したりして、いろいろな人の手話に触れる機会を増やしていこうと思っています。一人で勉強する時間は増えますが、人と手話で話す機会は、むしろ積極的に作っていきたいです。
1年後に合格できなかったら
もちろん、目指すのは来年の合格です。そのために、これからの1年間は本気で勉強するつもりです。
ただ、もし合格できなかったとしても、その1年間が無駄になるとは思っていません。読み取りや表現の力、手話通訳に必要な知識は、今よりもかなり身についているはずです。
もし来年合格できなかった場合は、ネイルの勉強も再開して、手話と美容を両立させながら、翌年もう一度受験しようと考えています。手話通訳者の試験にも挑戦できればと思っています。
大切なのは、合格できなかったからといって、そこで勉強を終わらせないこと。まずは1年間、できる限りのことをやってみたいです。
この1年間をブログに残していきたい
手話ライフで発信を続けている理由の一つは、自分の学習記録を残したいからです。どんな教材を使ったのか。どんな勉強方法を試したのか。何が難しかったのか。そして、どうすれば少しずつできるようになったのか。記録していくことで、自分に合った勉強方法も見つけやすくなると思っています。
また、その記録が、これから手話通訳士を目指す人の参考になればうれしいです。
独学で勉強していると、同じ目標を持つ仲間がいないことに不安を感じることもあります。だからこそ、ブログを通じて同じように勉強している人たちとつながれたらと思っています。一人で勉強する時間は多くても、同じ目標に向かっている人がいると分かるだけで、励みになる気がします。
まとめ|まずは1年間、手話に集中する
ネイル、美容、語学、ファッション。これまで楽しんできたことや、時間をかけて勉強してきたことを、いったん休む決断をしました。
もちろん、全部を諦めたわけではありません。今まで学んだことは、これからも自分の中に残っています。そして将来、その経験と手話を組み合わせることができたら、もっと面白いことができるかもしれません。
独学で手話通訳士を目指すことには不安もあります。それでも、今はこの挑戦が楽しみです。
来年、どこまで成長できているのか。そして、手話通訳士の試験でどこまで自分の力を発揮できるのか。まずはこの1年間、手話の勉強に集中してみようと思います。